Archive for February-2007
第19巻「ああ!忍車部隊の巻」
2007-02-06 17:00:00
この巻で僕の一番好きな話しは「くるい咲き!?の巻」。お花見のために席取りをする両さんの姿は毎年恒例ですが、この年はちょっと勝手が違うよう。陣取りをしているスペースに、サングラスにひげの見るからに怪しい姿の男に手を引かれた子供。両さんは何の気なしに声をかけますが、男はなぜか子供を置いて逃げていってしまいます。いつものようによく言えば子供と同じ目線でじゃれあう両さんですが、その子供はなんと誘拐された子供だったのです。犯人は捕まったけど、子供が見つからないと、現場の公園にかけつける警察たち。目にしたのは雨の中むしろを屋根に、両さんと添い寝をして気持ちよさそうに居眠りする2人の姿。結びにある「警視総監賞」は本当に授与されたのか気になるところです。
もう一つ好きなのは「み仏の心!?の巻」。坊主丸儲けの言葉どおり、修行に出た元暴走族の両さんの友達が、修行寺からタクシーで逃げてくるのです。実家の寺へ、一緒に向かう両さんですが、あまりの金回りのよさに毒され…。最後は坊主姿になって住職に取り入ろうと画策します。
Category : 11~20巻第20巻「真夜中のパイロット!の巻」
2007-02-13 17:00:00
ちょっとロマンチックな話が巻頭から続きます。「真夜中のパイロット!の巻」で、派出所に戦闘機が墜落。壁に大きな穴がありますが、戦闘機から降り立ったパイロットは、ロシア語を喋るなんだか怪しげな雰囲気。麗子の護身術で、拳銃を取り上げられますが、片言の日本語と、中川のロシア語の通訳により、パイロットと麗子は少しずつ打ち解けます。どうもロシアから亡命してきたパイロットのよう…。中川、両さんのカモフラージュで何とか存在を隠し通しますが、それも長くは続きません。いつもの倍のページ数の45ページを使い、最後に祖国へ帰還することに…。旅立ったあとの麗子のさびしげな表情。そして受け取ったペンダントを見つめる、少女漫画のようなひとコマ…。麗子のプライベートな表情を垣間見たような話でした。
最後に、ロシア人パイロットが両さんの顔を見つめて一言…。「あなたの目はキャビアのように小さい」っておい!日本人をなめるとどんな目にあうかという両さんの突っ込みに、激しく同意してしまうのです。
Category : 11~20巻第21巻「本口リカ登場の巻」
2007-02-16 17:00:00
新キャラクターが続々と登場する21巻。タイトルにもなっている女性バイクキャラクターの本口リカは「本口リカ登場の巻」で、本田の乗る国産車と、リカの乗る外国産車で一騎打ち。そしてなんと言っても忘れられないのが「うらしまポリス!?の巻」で満を持して登場の日暮!オリンピックイヤーにしか絶対に登場しないレアキャラです。3年ネタロウを超える、4年間寝続けるという特異体質のため、登場も4年に一度…。途中で起こしてしまうと…もう手に負えないほどの大暴れなのです。リアルタイムでこの日暮に会うには、ジャンプを4年以上購読していないと出会うことがないという…。ジャンプのリアルタイム購読は卒業してしまっている自分…、日暮との出会いは単行本でとなりました。日暮は超能力がすごく、警察を首にならないんだとか…。今回の初回の登場でもポラロイドに両さんが事故にあった情景を焼き付ける活躍です。でも実際は、停車しているトラックに、両さんが走っていってぶつかるという自損事故でした。
Category : 21~30巻第22巻「今夜は無礼講!!の巻」
2007-02-21 17:00:00
巻の巻頭は、ほとんど必ず「企画モノ?!」と呼べるお話が衆力されていますが、第22巻の巻頭「スペース・ポリスの巻」は未来の両さんが主人公です。スターウォーズのR2D2のようなロボットと、宇宙の「ローカル・ステーション」に勤務する両さん。宇宙船の中なのにこたつがあったり、酸素ボンベもないまま宇宙の飛び出して酸欠になったり、両さんの生活は全く変わりません。このお話のオチは「盆まいり」。大原部長ではなくオオハラキャップに呼び出され、地球の盆参りに行くことになります。人口増加と汚染で、人間の住める場所ではなくなってしまった地球が、年に一度だけガスがはれて、青く美しく見える状況になるのだという…。
ありがちなお説教臭い、「大気汚染はいけないよ」とか「温暖化を防止しないと!」などという言葉は一切ないものの、社会風刺がこめられています。地球の綺麗な姿を、生ではじめてみる両さんのなんともいえない無邪気な表情。どんな言葉よりも、今あるものを大切にしなければいけないという感情がわきあがってきます。 Category : 21~30巻第23巻「さらば!わが友よの巻」
2007-02-23 17:00:00
この巻で注目は、派出所がなくなってしまうこと!こち亀では、一話完結物でありがちな、前回でむちゃくちゃな状態の終わり方になっても、次の話には現状復帰がよくあることですが、この巻ではなくなってしまって、両さん一同浮浪の民に…。
「窃盗大型化時代の巻」では、ATMそのまま強奪よろしく、派出所ごと盗まれてしまう被害に…。折角帰ってきたと思ったら次の「さらば!わが友よの巻」で、両さん自らダイナマイトにより爆破。派出所は、走馬灯の如く過去の思い出のコマが飛び散る中、木っ端微塵に。両さんは、派出所後でテント生活。ほかのみんなは「ジプシー署員」(BY大原部長)としてほかの派出所に勤務することに。両さんは、テント生活もすっかり板につき「サバイバル新年の巻」では、路上生活者と間違われる始末…。むしろを巻いていれば、いくら派出所と看板を掲げても、そう見えますよね…。「栄光の本田家!の巻」で、以前と全く変わらない派出所が新設となり、ようやく元に戻ります。
Category : 21~30巻第24巻「バーバーの恐怖の巻」
2007-02-27 17:00:00
床屋に行くと何かとハプニングが起こり、おかしな髪型になってしまうことが多い両さん。この巻のタイトルにもなっている「バーバーの恐怖の巻」では、かりあげ、剃り込み、眉毛無しという迫力ある風貌に変身します。両さんが「菅原文太みたい…」と自称する散髪前の伸びきったヘアスタイルも見物です。
脇役では、本田についての対照的な話が2つ載せられています。「暴走学園!?の巻」は、高校に集まった暴走族を、その華麗な運転テクニックで沈静させ、暴走族に対してバイクの運転講座までおこなう凛々しい本田が。対して「白バイ魂!の巻」では、取り締まりの激しさから自宅謹慎を命じられ、白バイに乗れなくなり弱りきった本田の姿が描かれています。その症状は重く、水戸街道にゴザを敷いて通り過ぎるバイクの名前をブツブツ言うなど、かなりの弱り様を披露しています。
24巻の中でいい話なのが、最後に載っている「親心…の巻」。大原部長が両さんを口実にして、結婚した娘のひろみの新居を訪ねるという話です。いつも何かしでかす両さんですが、この回では割合おとなしく、親と娘のよい仲介役となっています。娘を心配する大原部長の親心が描かれていて、とても心温まるストーリーです。ラストカットは両さんと大原部長が並んで夜の街を歩く姿が描かれていて、この24巻全体をきれいにまとめています。
Category : 21~30巻1
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